私にはまだ分からないこと

 

 

夢から覚める瞬間

 

それは確かに急で、
前触れなんてなくて
いい所で覚める時もあれば、命乞いしたかのように冷や汗をかいて覚めるときもある。

それでも私が生きていた現実は何一つ変わっていなくて

 

通常通りだった

 

 

例えば、

好きで通っていたお惣菜屋さんのコロッケに飽きたら
そこのコロッケは段々と買わなくなる
店員さんがいつも優しかったとか、おまけをくれたとか、他のお客さんと仲良くなれたとか
そんな"余計な思い出"ばかり心に残って
通わなくなる事にすら罪悪感を覚えるだろう。

その店が、家の近所にあったとするなら

私はバレないように駆け足で店の前を通り過ぎようとするかもしれない

私の頭はきっと

好きだったコロッケの味より、人の顔を思い浮かべているに違いない

 

今の私ならどうするだろうか。

 

 

もっと新しいやつ、かっこいいやつがほしいと思ったとき

真っ先に捨てられるのは
要らなくなったガラクタだ

 

当時の思い出ばかり引きずって捨てられないのは私の悪い癖

 

だけど「捨てたくない」という気持ちも分かってほしい。

 

正解というものは、

あるようでないみたいだから

 

自分で正解をつくっていいらしいけど

 

 

 

 

乳母日記

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