未読無視すること4時間と39分。

今でこそこんなんけのわからない性癖を拗らせているけれど、9ヶ月前のわたしはせいぜい縛られたいとか踏まれたいとかそんなもんで、流石に殴られるのはこわいし無理だなぁ…なんて思っていた。

初めて会った日、人生で初めて腹パンをされた。親以外に顔を叩かれた。次に会った時も、またその次も。

別にそんなに痛くはなかったけれど「あー、わたしってそういう扱いなんだな」って思った。

初めは他の女の子と比較してなんでわたしばっかりこんなことをされるんだろうって思ったりもしたけれど、そんなことで悲しくなるのも馬鹿らしくなってわたしが自分を守るために選んだ手段がそれごと愛することだった。

わたしだって優しくされたかったし、可愛いって言われたかったし、抱きしめられたかった。でも、無理なら仕方ないよね。

別に、あなたに与えられるものなら何でもいいよ。わたしこれでいいから。

だから、もっと痛くして、苦しくして。何もないよりは幸せだから。

 

なのに「しんどい」って何それ。

それならどうして初めて会ったあの日わたしを殴ったの?好きでやったんじゃないの?やっと手に入れた手段も奪うの?

わたしには何かを与えてもらう権利はないのだろうか。なんだかもう馬鹿馬鹿しくなってくる。結局、わたしはどうでもよくて、いらない存在なのだなと。精神をすり減らしたところできっと無意味だ。特別な日の約束すら忘れられて、謝罪だって「さーせん」の一言で済ませてしまう程度の存在だ。理由もなく殴るのはしんどいなんて言うくせに人の精神を滅多刺しにするのは遠慮なさすぎて笑っちゃう。

 

こんなことのために毎日毎日苦しくて、つらくて、悲しくて、涙を流すだなんて、全部、全部、馬鹿みたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬鹿みたいだってわかってるのに涙は止まらないし、どう考えても約束を忘れるのが悪いのに我儘言わないいい子でいたいし、でもやっぱり許せなくてもうこんなとこ離れてやるとも思うし、どうせてきとーで大丈夫だろって舐められてるのも腹立つから仕返ししてやりたくもあるし、どうするのが正解だとかそんなんわからないけど、

 

もう少しわたしのことも大事にしてよ。

 

乳母日記

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